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古紙について

我が国の紙消費量と古紙回収量

1.日本人の紙消費量は?

日本で1年間に消費される紙の量は2,720万トンになります。これを国民一人当たりに換算すると214㎏/人となります。もう少し分かりやすく説明すれば、我々日本人の1か月当たりの紙の消費量は新聞二束ほどになります。(※2013年実績、日本の人口を1億2730万人で計算)

2.古紙回収量は?

私たちが1年間に消費した紙2,720万トンのうち、どのくらいの紙がリサイクルするために回収されているのでしょうか。答えは約2,186万トンです。日本の古紙回収率は、消費者をはじめとする皆様の高い意識に基づき、上昇してまいりました。1970年の古紙回収率は38.6%にとどまっていましたが、2013年の回収率は80.4%まで高まりました。この古紙回収率8割という数字は、世界の国々と比較しても極めて高い水準となっています。

3.どうして高い回収率を実現出来ているのか?

古紙が高い回収率をほこっているのは、まず何よりも消費者(=排出者)の方が高い意識を持ってしっかりとした分別排出に協力していただいていることです。そして行政、市民、我々業者といった古紙リサイクルに関係する全員が協働する仕組みが作られてきたことがその理由でしょう。我が国の古紙リサイクルはまさに市民の方々の善意で成り立っている回収システムがあってこそのものと言えます。要約すれば以下の理由となります。

  • ①市民の方のリサイクル意識が高い
  • ②ゴミ処理するよりもコストが安い
  • ③古紙回収の仕組みが出来上がっている

古紙の種類と分別について

紙といっても様々な種類があるように、古紙についてもいくつかの品種に区分されます。紙は我々の生活に必要不可欠なものとして消費されていますが、それらを廃棄するときに品種ごとに分別をしてお住いの地域の収集拠点等に出される方も多いのではないでしょうか。何故、同じ紙なのに排出するときに分ける必要があるのでしょうか。それは、紙が製紙メーカーで生産されるときに、紙の品種によって原料の種類や品質が異なるためです。日本の古紙の品質は国内外で原料として高い評価を受けていますが、それは国内でも海外でも製紙メーカーにとって日本の古紙がしっかりと分別された高品質な原料であるということの証明なのです。

古紙の代表的な品種とそこから生産されるもの

段ボール(古紙) 雑誌(古紙) 新聞(古紙) 飲料用パック(古紙)
段ボール雑誌新聞飲料パック
段ボール段ボール、包装紙、新聞新聞、包装紙トイレットペーパー

※雑紙回収に取り組んでいます!!

雑紙とは、家庭から排出される古紙のうち、「新聞」、「雑誌」、「段ボール」、「飲料用パック」のいずれにも区分されないものを指します。日本の古紙回収率は8割以上に達していますが、更に回収率を高めていくにはこの雑紙を回収しリサイクルしていかなければなりません。当組合でも雑紙の回収に力を入れており、更なる循環型社会の構築に貢献していきます。雑紙の主なものは以下です。

  • ◎ノート、週刊誌、月刊誌、書籍、パンフレット等
  • ◎ボール紙(食料品の紙箱や日用品の紙箱)
  • ◎紙袋、包装紙
  • ◎封筒

禁忌品

近年、各地の製紙工場において、回収された古紙の中に、「昇華転写紙」、「感熱性発泡紙」が混入したと見られる品質トラブルが起き、数10トンにも及ぶ箱の原紙が製品にならない被害が発生しています。古紙の分別に当たっては製品へのリサイクルを妨げないよう、禁忌品の混入を避けていただくようお願いいたします。

禁忌品の特徴と混入した際に引き起こす問題

昇華転写紙(アイロンプリント紙) 感熱性発泡紙 生ごみ等の付着した紙
昇華転写紙(アイロンプリント紙)感熱性発泡紙生ごみ等の付着した紙
昇華性インクという特殊なインクが塗られており、脱インク工程で除去できず、紙の表面に色付斑点が浮き出るというトラブルを起こす。 展示加工紙、レストランメニュー、名刺などの立体コピー用紙などに使用されており、ドライヤー乾燥中の過熱で表面にたくさんの小さな凹凸が生じる。 動植物性残渣のついた紙で家庭から排出される。パルパーにて除去が難しく、夾雑物として紙に抄き込まれる。




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